人を傷つけること

Lafしなブログ

20151003

ボランティア中、一人の方に事務的なことを伝えた。
すると突然その方は動揺した様子で
「急に言うなんてビックリしました!もうこれ以上出来ません!帰らせていただきます!」
と怒りモード。

 

私の頭の中は「?????」でいっぱい。
何がいけなかったのだろう?
いつもと同じように、他の人と同じように、静かにそっと伝えたつもりだった。
私にとって当然のこと、他の人も今までは聞いてもらえていたこと。

 

しかし、その方にとってはとても非常識で、信じられない行為だったようだ。
その場は相手に動揺を与えたことに対して平謝りし、
その方が何に対して動揺し怒っているのかについては他の方にお任せした。

 

私は事務的なことを伝えただけで、
その方を傷つけることを言ったつもりはない。
しかし、相手がそう受け取ったなら、それは事実。

 

私はその方を傷つけたのだ。

 

ありがたいことに、その方は私に直接自分の状態・気持ちを話してくださった。
私は驚いたが、ならば対応は他の方に任せればいい。

 

怖いのは、私に言わず、誰にも言えずにやめてしまうこと。
もしかしたら、他にも傷つけてしまった人がいるかもしれない。
自分の言動を振り返ると可能性は大きい。

 

まったくもってコミュニケーションは難しい。
「失敗はない学びがあるだけ」

 

誰でもふとした瞬間に加害者になる可能性はある。
そこに悪意がないとしても。

 

今夜も深く考えさせられるできごとだった。

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