体験と経験の違い
Lafしなブログ
「体験」と「経験」の違いはわかりますか?
私は明確な区別ができていませんでしたので
どちらもあいまいに使っていました。
今日読んだ本
泉谷閑示著『あなたの人生が変わる対話術』
からの抜粋します。
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「~~したことがある」「~に行ったことがある」というようなものは、
「体験」ではあっても、「経験」と呼べるとはかぎらない。
それが「経験」と呼べるものかどうかは、それによってその人が
内的に変化したかどうかによって決まると考えるのです。
変化といっても、「行ったことのないところに行った」
「したことのないことをした」といったレベルの変化ではなく、
多少なりとも感性や価値観が変わり、その人の在り方が
それまでとは違ったものになるような変化のことです。
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このことから
同じ「体験」をしても
体験者によって「経験」になる人もいれば、そうでない人もいる。
感性や価値観が変わるのはその人次第で
その人に関わる人次第と言えそうです。
たとえば、1冊の本から
「経験」を増やす人
読んだ、面白かったで終わる人
その違いは、自分への問いかけ
Q:その本から何を得ることができた?
それは自分との対話です。
落ち葉が舞うのをみて、価値観が変わったら
それは「経験」です。
「体験」から「経験」を増やして行きたいですね。