愛されることに許可をだそう(落語のシンデレラストーリー)
Lafしなブログ落語の演目に「紺屋高尾」というものがあります。 一介の染物職人の正直さと素直な想いに、花魁・高尾のハートは射貫かれた。 おそらくその時代、ほとんどの花魁はお金持ちの本妻としてよりも、 お金があってなにもしない暮らしよりも 『自分を愛してくれる人と仲睦まじく幸せに暮らす』 この落語の主人公は染物職人なのですが、 「わたしのようなもの」という言葉から、 純粋に想ってくれる人が私なんかをお嫁さんにしてくれるだろうか・・・ シンデレラはお城に住む白馬に乗った王子を夢見て、 どっちが良いか悪いかではなく、 愛すること、愛されること、自分自身が愛の存在であることに許可をだそう! ※この写真は本文とは関係ありません。 私をイメージしてお友だちがプレゼントしてくれました・・・ 「描いて!」とほぼ強制でしたけど~(笑) 私にはまだたくさんの可能性がある! ワクワクする未来を楽しめる! このカードと共に愛にあふれた未来へ向かいたいと思います。
ご存じない方のためにあらすじを・・・。
≪染物職人が、吉原の花魁・高尾太夫に惚れて惚れて惚れぬいて、
ついに彼女と結婚するまでの超純愛ストーリー≫
自分から「わたしのようなものでも、お嫁さんにしてくれる?」(現代風に翻訳)と言います。
その言葉を信じて一生懸命に働く染物職人、
周りは誰も信じません。
そして翌年、花魁・高尾の年季あけに、職人のもとにやってくるのです。
おめかけさんとしてひかれていくことが多かったでしょう。
きっとそれが彼女の夢見た世界だったのでしょう。
私には花魁・高尾のシンデレラストーリーなのだと思っています。
トップの花魁なのに“自分は遊女だ”という劣等感がうかがえます。
でも、この人のお嫁さんになりたい・・・
彼女の純粋さが伝わってきます。
花魁・高尾は貧しくても自分を愛してくれる人と暮らせたらと願っていた。。。
♡自分は本当に本当に欲しいものを願っていい
♡自分はそれを手に入れていい
♡自分にはそれを手に入れる価値がある
そう思えた時に願いは叶うのかな~と思った「紺屋高尾」でした。