愛と嫉妬
Lafしなブログ
久しぶりに恋愛小説
平野啓一郎著「マチネの終わりに」を読みました。
単なる恋愛小説と思って手にしたのですが
二人の主人公がフリージャーナリストとクラッシックギタリストという設定のため
政治、宗教、音楽、映画など
多岐にわたる内容が盛り込まれ価値観の違いを見せつけられ
読み終わって疲れました・・・。
一貫したテーマは「愛」
そこに渦巻く「嫉妬」
焦燥やあきらめ。。。
恋愛なのに
半分以上にネガティブな要素を感じました。
誰かが愛を手にすると
誰かが嫉妬するのか???
ひっかかりますね。
だから疲れたのでしょう。
フューチャーマッピングでハッピーエンドばかり想像しているので
この手の内容はとても疲れます。
でも映画化されるらしいので
共感する人が多いということでしょう。
映画でどう描かれるのか?
それも楽しみですね。