才能に圧倒される
Lafしなブログ
東京都美術館にて
「奇想の系譜展」を観ました。
人気の伊藤若冲を含めて八名の作品が集結!
まさに『集結』という言葉がふさわしく
どれも、惹きつけるものばかりでした。
ある作品の前で他の観覧者が
「これじゃー今と変わらないよ」
と、お友達に言っていました。
でもね、よく考えてみてください。
「現代と変わらない画風」を
1700年代に描いていたことが
奇想天外だったのだと思うのです。
伝統を打ち破ったり
違和感を与えるような奇抜なモノを描いたり
そうしてきたヒトがいるから、
多種多様な芸術が生まれたのだと思います。
どんなに望んでも手にすることのできない才能。
初期の作品から晩年に描かれたモノを比べることで
才能も磨かれていた様子がわかります。
また、職業画家として
描きたいモノと求められているモノは違う
そこをどう納得し、書き続けたのか?
何を想って描いていたのか?
今、聴いてみたいです。
才能とエネルギーに圧倒されて
観終わってぐったりしました(笑)
チャンスがあったら、ぜひ観に行ってみてくださいね!