自分のために「がんばるしかない」こともある
Lafしなブログ私の母は82歳。 10年以上前に腰の手術をしてから 杖なしでは歩けない状態で 最近では杖や支え無しで立つこともできません。 過去の手術の際に 「なぜ歩けるかわからない」とお医者様からいわれるほど 膝と足首の関節が変形していましたが それでもなぜか歩けていました。 この冬ついに、 立ち座りが困難な様子。。。 ひとつひとつの動作にとても時間がかかります。 それを見ながら私は 「がんばれ~」 とかけ声をかけるだけ。 危ない時以外は手を出しませんし 本人がやろうとすることは やってもらいます。 私が手伝えば早くできるでしょう 私が手伝えば本人もラクでしょう 私が手伝えばキレイにできるでしょう 私だって 自分がサッサとやってしまえば 時間が空くし 部屋も汚れないし 優しい人みたいだし 手を出すのは良いことな気がします。 でも、 それじゃダメなんです。 母はどんどん弱ります。 寝たきりでオムツになるのが一番イヤなんです。 自分のためにがんばるしかないんです。 手を出さない優しさもあるんです。