母の介護で気がついた「自分を大切にする」といわれても…

Lafしなブログ

おはようございます。くるみさわです。
久しぶりのブログの投稿は、
母の介護で気がついちゃったことを書こうと思います。


ある朝、
母の着替えでひざまずいて靴下を履かせている時


「私は召使か!」と。

ひとりで苦笑い。

その瞬間、ハッとしました。

『母は、これまではずっと尽くす側で、
自分がやってもらうことは初めてかも…。』

私が聞いてきた限りでは、
小学校しか出ておらず、
親戚の家に養女のように行かされ、
寝たきりのおじいさんのお世話係だった。

父と結婚後は
畑仕事に明け暮れ、
ここでも寝たきりの年寄り(私の祖父母を含めて3人)の世話をしていた。

この事実は知っていたのだけど、
私が介護をするようになってようやく気がついた。

『母は人生で、大切にされたことがなかったのかもしれない』と。


だから、
自分を大切にする方法を知らないし、
子どもである私に教えることができなかった。

私も母をいたわるような娘では無かったから。。。

今、母は、
デイサービスに行けば、
介護士さんや理学療法士さんたち、
みんなに声かけてもらって、
あれやこれや面倒を見てもらって、
とっても大事にされています。

デイサービスに行くことがとても好きなようです。
可愛がってもらえてよかったね。

私たちは、
生まれて数年はストレートに愛情をそそがれ
大切にされていたのに
大人になるにつれてその記憶も薄れてしまう。

ちょっと記憶をさかのぼつて

「大切にされていたなぁ」

という思い出をひっぱりだしてみませんか?

先日、
友だちが幼いころ、
海で遊ぶ後ろ姿の写真を見せてもらいました。

これも「大切にされていた証」。

あなたが、
「大切にされていた」のは、どんなことですか?

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